岩手県大船渡市で地域の高齢者の誰もが役割をもって生き生きと暮らせる拠点「居場所ハウス」を運営する特定非営利活動法人 居場所創造プロジェクト。高齢者の特技を生かした教室や、農園、食堂の運営など、様々な活動を実施している。震災後に誕生した地域住民の「居場所」は、「新しい東北」復興・創生顕彰を機にさらに地域へ認知され、新たな多世代交流を生み出している。

福島第一原子力発電所の事故の影響による風評被害に直面する福島県内の農業者らが助け合い、農業体験活動やオンラインショップの運営などを通して全国の消費者との交流を図っている特定非営利活動法人 がんばろう福島 農業者等の会(以下、「がんばろう福島」)。「新しい東北」復興・創生顕彰は、スタッフにとって「誇り」と「やりがい」につながった。

「世界で一番面白い街を作ろう」をモットーに、人口流出やコミュニティの希薄化といった地域課題解決に挑む一般社団法人 ISHINOMAKI2.0。石巻市内外の人を巻き込んだネットワークを形成し、多方面からまちづくりを展開している。「新しい東北」復興・創生顕彰への応募も、「つながり」がきっかけだった。

企業やNPO、行政などと協働し、仮設住宅の住民のコミュニティ形成支援や、女性や若者の活躍推進などを行っている特定非営利活動法人 石巻復興支援ネットワーク。石巻の方言で、「一緒にやりましょう」を意味する「やっぺす」を愛称に掲げ、同じ目線で寄り添うことを大切にしたいという理念が、顕彰式の会場でも垣間見えた。