みちのくみっけ

東北で暮らす若者と一緒に考えた「1泊2日の観光モデルプラン」を巡りながら、旅の目的地としての東北の魅力を綴ります。

みちのくみっけ Vol.5 南相馬編 2日目

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南相馬は、伝統的な「相馬野馬追」の里であり、再生可能エネルギーの先進地でもあります。2日目は牧場まで「相馬野馬追」の馬を見にいき、「南相馬ソーラー・アグリパーク」で太陽光発電所や植物工場を見学しました。その後、お洒落なカフェに、独創的な漬物屋さん、自由で充実した図書館などを訪れ、地域のために新しいことへ挑戦する柔軟な土地柄に驚かされました。

みちのくみっけ Vol.5 南相馬編 1日目

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南相馬のなかでも原発に近い地区は、昨年避難指示が解除されて人が戻り始めたところです。若者に魅力的な仕事を提供する会社や、一度住民がゼロになった状況を起業のチャンスと捉える人もいて、既に再出発の歩みが始まっていることを実感します。宿泊した民宿では、動物達とのふれあい、野菜たっぷりの夕食に広いお風呂で、身も心も満たされました。

みちのくみっけ Vol.4 いわき編 2日目

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2日目は「NPO法人ふよう土2100」が提供するスタディツアーに参加し、原発事故や津波の被害状況を知りました。そして、人の戻らない沿岸部で営業を始めようとする店や、自力で町を再興しようとする人々に触れ、1日目とは異なるいわきの底力を実感しました。

みちのくみっけ Vol.4 いわき編 1日目

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第4回で訪問したのは東北二位の観光都市・いわきです。有名なゼリー店や定番の水族館、人気のカフェを訪れ、夜は復興飲食店街として再生したレトロな市場へ。宿泊した老舗旅館では、これまでの地域貢献の伝統を受け継ぎ、これからの地域の優しい未来を想う言葉を聴けました。

みちのくみっけ Vol.3 石巻編 2日目

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2日目は隣町の女川を訪れてから、津波で沈んでしまった集落を訪問。女川駅前のようにお洒落に整備された地域と、人がいなくなってしまったままの地域が混在していることが分かります。その後、避難した人たちが自由に交流できる図書館や、地元の水産加工品を買えるお土産屋さんなども訪れ、盛り上がっていく街の様子を感じました。

みちのくみっけ Vol.3 石巻編 1日目

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今回訪れたのは宮城県第二の都市・石巻。駅近くには徒歩圏内に様々なお店が集まっています。金華山沖の魚介類を提供するお寿司屋さんや、歴史ある陶器店や呉服店、こけし作りを体験できるお店などを散策した後、車で市街地を離れて海を望むカフェへ。夜は民宿で贅沢な鮮魚を堪能しました。

みちのくみっけ Vol.2 大槌編 2日目

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2日目は険しい獣道で山を歩き、鮭と一緒に川を泳ぐアクティブなプラン。さらに郷土芸能「鹿子踊」も体験しました。大槌は、飾らず親身にもてなしてくれる方々ばかりで、都会の人にとって新鮮で魅力的な町です。大槌の暮らしに根ざした旅の提案は、きっと今後の地域活性化に繋がるはずです。

みちのくみっけ Vol.2 大槌編 1日目

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「みちのくみっけ」の第2回は、新巻鮭発祥の地でもある海の町・大槌です。たっぷりの海の幸を食し、イカなどの加工現場も体験しました。さらに、大槌湾に浮かぶ「ひょっこりひょうたん島」のモデルになった島にも上陸。夜は猟師の家で熊や鹿の肉をいただき、マタギのたくましい暮らしぶりを伺いました。

みちのくみっけ Vol.1 南三陸編 1日目

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旅の目的地としての東北の魅力を伝えるため、地元の若者と一緒に、「1泊2日観光モデルプラン」をつくり、連載することになりました。第一回で訪れたのは、豊かな海と山に囲まれた町・南三陸です。新鮮な海産物を味わい、江戸時代から続く郷土文化を体験し、素敵な手作りのお土産を見つけてきました。