Fw:東北Fan Meeting 2022 東北暮らし発見塾 Special 「移住支援者のための関係人口ワークショップ」

Fw:東北Fan Meeting 2022 東北暮らし発見塾 Special 「移住支援者のための関係人口ワークショップ」 イベントレポート


 移住促進で活動をするみなさまに向けて、移住のプロセスにも必要となる「関係人口」について、ゲスト講師とともに考えるワークショップを開催しました。
 関係人口について、東北でどのように捉えて、拡げていくとよいか、その法則を、4人のゲスト講師と参加者のみなさんで、一緒に読み解き、ゲスト講師のインプットを通じてキーワードを抽出し、「パタンランゲージ」の手法を用いて、参加者のみなさんと“関係人口の法則”として編み上げました。パタンランゲージとは、当該テーマに必要な多数の要素をキーワード(パタン)として言語化し、それぞれのキーワードを関連付けて文脈化(ランゲ―ジ)することで、アクションの手引きを描く手法で、町のデザインコードとして運用するなどの応用が見られるものです。
 2日間で編み上げるアウトプットは、「関係人口のパタンランゲージ」として、開催後も事務局と有志で編集を続け、東北で広く共有できるものへつないでいきます。
 また、ワークショップを通じてみなさんの関心にあわせて講師へのお悩み相談も行いました。東北で移住促進を手がけるみなさん同士の横のつながり作りと、みなさんの日々の実践をアップデートする機会となりました。


1日目 セッション(1)

 セッション(1)では、雑誌「ソトコト」編集長の指出一正氏を講師に迎え、「ソトコト」最新号の特集「関係人口2023」より、指出氏による「関係人口の2万字」を題材に、関係人口への理解の仕方についてお話を伺いました。 


1日目 セッション(2)

 セッション(2)では、一般社団法人 移住・交流推進機構(JOIN)の事務局次長・統括参事の渡邊明督氏に、移住促進の活動の実践から得られた知見やノウハウを披露いただき、アンケート活用の注意点や、ジョハリの窓などのフレームを用いての移住に関する考え方をお話しいただきました。


1日目 セッション(3)

 セッション(3)では、eResort代表の釼持勝氏より、データで見える地域の実態や、関係人口の狙いどころについて解説をいただきました。首都圏以外のアプローチ先や、全国の可処分所得の実態などを具体的に示していただきました。


1日目 セッション(4)

 セッション(4)では、西会津町CDOの藤井氏より、ご自身の関係人口としての経験を踏まえ、人を地域に招き入れて起こったことなどを解説いただき、デジタルは道具に過ぎないという視点について、示唆をいただきました。


2日目 セッション(5)

 セッション(5)では、前日のセッションで得られたキーワード(後掲)から、パタンランゲージ化に進めたい重要なキーワードの選定を行い、渡邊氏、釼持氏、藤井氏の講師3名からコメントをもらいました。


2日目 セッション(6)

 セッション(6)では、選んだキーワードを見出し(パタン)として、パタンランゲージのフォーマットに沿って、関係人口の法則となる「関係人口のパタンランゲージ」(後掲)を描き出し、発表を行いました。



参考リンク

  • • 開催レポート(詳細版)は こちら

会議概要

  •  主催:復興庁
  •  企画運営:エイチタス株式会社