一般社団法人RCF 代表理事 藤沢烈
1975年京都府生まれ。一橋大学卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て独立し、NPO・社会事業等に特化したコンサルティング会社を経営。東日本大震災後、RCF復興支援チーム(現・一般社団法人RCF)を設立し、情報分析や事業創造に取り組む傍ら、復興庁政策調査官、文部科学省教育復興支援員も歴任。現在、総務省「地域力創造アドバイザー」も兼務。著書に『社会のために働く 未来の仕事のリーダーが生まれる現場』(講談社)、共著に『東日本大震災 復興が日本を変える-行政・企業・NPOの未来のかたち』(ぎょうせい)、『ニッポンのジレンマ ぼくらの日本改造論』(朝日新聞出版)、『「統治」を創造する新しい公共/オープンガバメント/リーク社会』(春秋社)
ー”あれから” 変わったこと・変わらなかったことー
社会にコミットする意識が高まった
震災後の変化を一言で表せば、個人そして企業や組織が、社会へのコミットメントを果たすようになったことだ。あの日を境に、それぞれのレイヤーで「自分たちもやらなきゃ」と社会に関わろうという「意志」を強く持つようになった。それが東北に限らず、いろんな地域に広がっている。
(2017年7月21日掲載)